宇都宮の税理士がおすすめするクラウド会計ソフトの選び方と活用術

きし

こんにちは。クラウド会計に強い栃木・宇都宮のマロニエ会計事務所です。

「経理業務をもっと効率化したい」
「リアルタイムで経営状況を把握したい」

そんな経営者の切実な悩みに応えるのが、クラウド会計ソフトです。しかし栃木の会計事務所の中でも、クラウド会計に本格的に対応しているところはまだ多くありません。

そんな中マロニエ会計事務所は、他に先駆けてクラウド会計の導入支援を行ってきた実績があります。

マネーフォワードのゴールドパートナーであり、弥生PAPパートナーとしての豊富な経験を持つ当事務所なら、安心してクラウド会計の導入をお任せいただけます。

クラウド会計は経理作業の効率化はもちろん、経営の意思決定にも大きく貢献するツールと言えます。今回は、宇都宮の税理士の視点から、クラウド会計ソフトの選び方や活用法について、実践的なノウハウをご紹介します。

目次

宇都宮のマロニエ会計事務所がクラウド会計ソフトをおすすめする理由

クラウド会計ソフトは、最近、多くの経営者が選択しているツールです。

理由としては、リアルタイムでのデータ管理が可能であること、インターネットバンキングやクレジットカードとの連携処理により経理業務の効率化ができること、さらには安全なデータ保管が保証されていること、などが挙げられます。

リアルタイムでデータにアクセスできるから

「会計データを確認するために、経理担当者のPCが空くまで待っていないといけない…」。こんな悩みを抱える経営者や管理者は少なくありません。

クラウド会計ソフトなら、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも、IDとPWさえ把握していればどのPCからでも最新の経理情報にアクセスが可能。経営者も税理士も、リアルタイムで財務状況を確認できるため、スピーディーな経営判断が可能になります。

どこからでも会計データにアクセスできるようになれば、現在採用が困難な経理人材をリモートワークで採用することも可能です。

従来型の会計ソフトでは避けられなかった会計ソフトのアップデート作業も不要。
インターネットバンキングやクレジットカードとの自動同期機能により、手作業によるミスも大幅に削減できます。

インターネットバンキングやクレジットカードとの連携処理により経理業務の効率化ができるから

「通帳やクレジットカードから仕訳を1つ1つ入力するのが大変…」そんなお悩みも解決できます。

クラウド会計ソフトの魅力は、インターネットバンキングやクレジットカードとの各種サービスから、自動で明細を会計ソフトに同期することができる点です。

通帳やクレジットカードの明細から、金額や摘要を1つ1つ入力する必要はありません。手入力による会計作業を減らすことで、経理作業のコスト削減にもつながります。

セキュリティが高く、データが安全に保管されるから

クラウド会計のセキュリティイメージ

「大切な会計データ、本当に安全なの?」という不安も当然です。

しかし、クラウド会計ソフトのセキュリティレベルは、実は銀行システム並み。最新の暗号化技術で、情報漏洩のリスクから大切なデータを守ります。

さらに、自然災害やPCのトラブルによるデータ消失も心配無用。

実際に、栃木県でも事務所が川の氾濫で流されてしまい、PCのバックアップデータが全て消失してしまったという事例もあります。また、宇都宮市は落雷が多いことでも有名です。

そのような自然災害に遭ったとしても、クラウド会計ソフトを使用していれば、データは全てクラウド上に安全に保管され、自動バックアップも行われています。

きし

そのため、PC自体が被害にあったとしてもデータはすぐに復旧可能になります。

宇都宮の税理士が解説するクラウド会計ソフトの選び方

クラウド会計ソフトを選ぶ際には、操作性や機能性、コストパフォーマンスなどを考慮することが重要です。

特に初心者にとっては、使いやすいソフトを選ぶことが、スムーズな導入のカギとなります。

使いやすいインターフェースで操作が簡単か

「クラウド会計ソフトってなんか難しそう…」と尻込みしてしまう方も多いはず。

でも、最近のクラウド会計ソフトは、驚くほど直感的な操作性を実現しています。シンプルで分かりやすいインターフェースは、経理初心者の強い味方と言えます。

こちらはマネーフォワードクラウドのチュートリアル動画なので、どのように使うか流れがつかめるかと思います。

経理の専門知識がなくても、画面の案内に従って入力するだけで、基本的な会計処理が行えるので、担当者の教育コストも最小限に抑えることができます。

必要な機能が充実しているか

機能面では、基本的な会計処理はもちろん、請求書発行、経費管理、レポート作成など、業務に必要な機能が揃っているかをチェック。

また、自社が普段使用している銀行やクレジットカードその他サービスが、自動同期処理に対応しているかどうかも確認が必要です。

自社の業務フローに合った機能を見極めることが大切です。

特に、業種特有の処理が必要な場合は、その対応が可能かどうかも重要なポイントとなります。

きし

特殊な帳票の作成が必要な場合には、クラウド会計ソフトを採用しない方が良いケースもあります。

コストパフォーマンスが高いか

「導入コストが気になる…」これも当然の懸念です。

クラウド会計ソフトは、基本的には月額費用のみのサブスクリプションサービスです。会計ソフトによって、月額費用に含まれている機能が異なるため、よく比較する必要があります。

まずは、無料トライアル期間を活用して、実際の使用感を確かめることをおすすめします。自社の規模や業務内容に見合った選択をすることで、最適なコストパフォーマンスを実現できます。

クラウド会計ソフトの選定は、貴社の将来を左右する重要な経営判断の一つです。マロニエ会計事務所では、豊富な導入実績を活かし、御社の事業規模や業務内容に最適なプランをご提案させていただきます。

\ 24時間受付しております!/

マロニエ会計事務所が選ぶクラウド会計ソフトの人気2選

「具体的にどのソフトがいいの?」という声にお応えして、宇都宮の税理士が人気のクラウド会計ソフトを2つご紹介します。

それぞれに特徴があり、事業者のニーズに応じて選択できます。これが絶対に良い、というクラウド会計ソフトはないため、各社の実情にあわせてソフトを選択することが重要です。

マネーフォワードクラウド

機能とコストのバランスが絶妙なのが、マネーフォワードクラウド。

マネーフォワードのゴールドパートナー

マロニエ会計事務所はマネーフォワードのゴールドパートナーとして、導入支援から運用サポートまで、専門的なアドバイスを提供しています。

特に、自動同期処理が設定できる銀行、サービスの数は随一です。さらに、月額の基本料金の中に、請求書の作成や給与計算の機能も含まれており、コストパフォーマンスに非常に優れています。

マネーフォワードとfreeeという2つの会計ソフトがクラウド会計ソフトの2台巨頭のイメージがあります。しかし、freeeはシステム設計や操作性が少し独特で、マネーフォワードの方が扱いやすいという声が多いです。

手間のかかる仕訳作業も、銀行口座やクレジットカードとの連携で大幅に効率化。日々の取引データを自動で取り込むため、入力作業の負担が激減します。

弥生会計

老舗会計ソフトメーカーの信頼性を、クラウドでも実現したのが弥生会計。

弥生PAPのパートナー

マロニエ会計事務所は弥生PAPのパートナーでもあり、豊富な導入実績を活かした的確なサポートを提供しています。

正直なところ、弥生会計はマネーフォワードよりも少しアナログなシステム設計になっています。

弥生会計も、預金やクレジットカードの自動同期処理はありますが、マネーフォワードと比べると連携できるサービス数が少ない印象です。

また、請求書や給与計算は、弥生の別製品を別途購入するかたちになります。請求書や給与計算もあわせてクラウド化したいとなると、マネーフォワードよりもコストが高くなります。

では、どのような方に弥生会計がおススメかと言うと、経理業務の中でまだ紙の証憑(現金出納帳や請求書、給与明細など)が存在しており、会計ソフトとの自動同期ができる処理が少ないようなケースです。

このようなケースでは、自動同期処理よりも、手入力で会計ソフトへ処理を入力する頻度が多いことから、マネーフォワードよりも良い意味でアナログな弥生会計がおススメとなります。

宇都宮の税理士によるクラウド会計ソフト活用のコツ

クラウド会計ソフトを最大限に活用するためのコツを、宇都宮の税理士の視点から解説します。自動仕訳の利用や定期的なデータ確認が鍵となります。

銀行口座やクレジットカードを連携して自動仕訳を活用する

「毎日の仕訳作業が大変…」という声は、よく聞きます。

しかし、銀行口座やクレジットカードの連携設定を行えば、その悩みも解消。取引データが自動で仕訳され、入力の手間が大幅に削減されます。

この自動仕訳機能を活用することで、人的ミスも減少。より正確な経理処理が実現できるんです。

定期的にデータを確認し、経営判断に役立てる

クラウド会計ソフトの真価は、リアルタイムの経営状況把握にあります。

毎日の売上や経費の推移を定期的にチェックすることで、経営の問題点を早期に発見できます。

データに基づいた冷静な判断が、ビジネスの成長を支えます。特に、月次での確認習慣をつけることで、より戦略的な経営が可能になります。

経理書類はクラウドストレージサービスなどのデータで共有する

クラウド会計ソフトを使用する場合は、請求書や領収書などの経理書類の保管、税理士さんとのやり取りも、ぜひクラウド化することをお勧めいたします。

具体的には、GoogleドライブやDrobpoxなどのクラウドストレージサービスにPDFデータを保存したり、クラウド会計ソフト上の各仕訳に証憑をアップロードできる機能を活用することです。

経理書類をデータ上で管理できれば、税理士さんが訪問しない日でも、同じ証憑を見ながら税務や会計処理の打ち合わせができます。

また、これは最近様々なお客様のお悩みとして伺いますが、経理人材不足の解消にも繋がります。

会計ソフトもクラウド化し、経理書類の保管もクラウド化してしまえば、実際にリアルのオフィスに出社しなくても、経理作業が出来てしまいます。そうすれば、経理人材を全国各地から採用することが可能になります。

チェックしておきたいクラウド会計ソフトのサポート体制

クラウド会計ソフトを選ぶ際は、サポート体制も重要な要素の一つです。充実したサポート体制があれば、トラブル時にも安心です。

チャットや電話でのサポートが充実しているか

「困ったときにすぐ相談できる」これって、実は重要なポイントなんです。

24時間対応のチャットサポートや、専門スタッフによる電話サポートが充実していれば、急なトラブルにも迅速に対応できます。

特に導入初期は、ちょっとした疑問点も多いもの。手厚いサポート体制があれば、安心して運用を始められます。

オンラインセミナーやヘルプページが提供されているか

「もっと使いこなしたい」「新機能について知りたい」。そんなときに役立つのが、充実した学習コンテンツです。

オンラインセミナーやヘルプページを通じて、自己学習できる環境が整っているかどうかも、重要なチェックポイントとなります。

クラウド会計ソフトを導入する際の注意点

クラウド会計ソフトを導入する際には、いくつかの注意点があります。インターネット環境やデータ移行の確認が必要です。

インターネット環境が必要であること

クラウドサービスである以上、安定したインターネット環境は必須。オフライン環境での利用には制限があるため、導入前に社内のネットワーク環境を見直しておくことをおすすめします。

データ移行の際に情報が正確に引き継がれるか確認する

既存の会計ソフトからの移行時には要注意。データの引き継ぎが正確に行われているか、必ず確認が必要です。特に過去の取引データや顧客情報など、重要な情報の移行漏れには細心の注意を払いましょう。

自社の経理体制に合ったソフトであるか

クラウド会計のメリットだけに着目して導入してしまい、後悔されている方も中にはいます。

例えば、「請求書を作成できる機能がついているから」、とクラウド会計ソフトを導入したは良いものの、実際の業務では、自動車販売業の複雑な請求書様式や、建設業などで元請け指定の請求書フォーマットを使用しなければならず、結局クラウド会計ソフトの請求書作成機能を活用できなかった、という事例があります。

自社の経理体制に会計ソフトの機能を当てはめてみて、本当にそのクラウド会計ソフトが自社に合うかどうか、という検討は必須です。

無理に会計ソフトを変更しない方が良いケースもある

クラウド会計は従来型の会計ソフトとは仕組みや設計が異なります。

そのため、従来型の会計ソフトに慣れていた方にとっては、扱いづらいという意見を耳にすることもあります。

きし

クラウド会計ソフトを導入するメリットよりも、デメリットが上回る場合は、無理に導入をする必要はありません。

実際に、クラウド会計ソフトを導入したけれども、経理担当の方が預金の自動同期処理の使い方が分からなかったり、そもそも新しいやり方を覚える意欲がない、といったケースもあります。

そのような状況では、無理にクラウド会計ソフトを導入しない方が良いと思います。

一方で、「新しい仕組みで経理を効率化したい」、「そのためにいろいろな方法を試してみる意欲がある」、といった社内のムードがある場合には、クラウド会計ソフトをぜひお勧めいたします。

宇都宮のマロニエ会計事務所のクラウド会計ソフトの導入事例

マロニエ会計事務所では、マネーフォワードと弥生会計のパートナーとして、多くのクライアントに対してクラウド会計ソフトの導入支援を行っています。

その実績と専門性を活かし、お客様の事業規模や業態に最適なソフトの選定から、導入後のサポートまでをワンストップで提供いたします。その実例から、具体的なメリットと効果をご紹介します。

マネーフォワードクラウド・弥生会計の導入を支援

マロニエ会計事務所では、マネーフォワードクラウド・弥生会計の導入支援を通じて、クライアントの経理業務を劇的に効率化。

特に、日々の入力作業時間を大幅に削減することに成功しました。

クラウド会計のメリットを活用

クラウド会計ソフトの導入により、マロニエ会計事務所はクライアントの経営状況をリアルタイムで把握。

タイムリーな経営アドバイスが可能となり、クライアントの経営改善にも大きく貢献しています。

クラウド会計を用いた効率的な経理処理を実現

業務効率化の結果、人件費の削減にも成功。

経理担当者の作業負担が軽減され、より売上を伸ばすなど戦略的な業務に時間を割けるようになりました。

マロニエ会計事務所のクラウド会計導入サポート

マロニエ会計事務所では、マネーフォワードのゴールドパートナー、弥生PAPパートナーとしての豊富な経験を活かし、お客様に最適なクラウド会計の導入から運用までをトータルでサポートいたします。

導入までの流れ

ここでマロニエ会計事務所での、クラウド会計の導入までの流れを解説いたします。

1. 現状分析

クラウド会計導入の成功には、まず現状の正確な把握が不可欠です。

  1. 現在の経理部門の業務フロー
  2. 社内のIT環境(PCの状況、インターネット環境)
  3. スタッフの会計ソフト使用経験 これらを丁寧にヒアリングした上で、貴社に最適な導入プランをご提案いたします。

2. 最適なクラウド会計ソフトの選定

業種・業態、そして経営課題に応じて、最適なクラウド会計ソフトをご提案いたします。

マネーフォワードクラウド、弥生会計など、実績豊富なソフトの中から、貴社のニーズに合わせて選定いたします。

3. 初期設定・カスタマイズ

御社の経理業務に合わせた最適な設定を行います。

  • 勘定科目体系の整備
  • 部門別管理の設定
  • 取引先データの移行
  • 銀行口座の連携設定

4. 運用サポート

実際の運用開始後も、安心してお使いいただけるようサポートいたします。

  • 日々の入力業務のレクチャー
  • 運用上の疑問点への対応
  • 月次決算時のチェック体制の構築

導入後のサポート体制

導入後も、経験豊富な専門スタッフが手厚くサポートいたします。

  • 操作方法に関するご質問への対応
  • 仕訳や経理処理に関する相談
  • 決算期の対応
  • クラウドストレージサービスなどを利用した資料の整理方法

マロニエ会計事務所は、貴社の経理業務の効率化と経営力の向上を、確かな実績と専門性でサポートいたします。

まとめ

クラウド会計ソフトは、経理業務の効率化や経営判断の迅速化に大いに役立ちます。適切な選択と活用によって、業務の生産性を大幅に向上させることが可能です。

クラウド会計ソフトは効率的な経理処理と経営判断に役立つ

「経理の効率化」と一言で言っても、その効果は計り知れません。リアルタイムでのデータ管理により、的確な経営判断のタイミングを逃さない。

日々の経理処理の手間を大幅に削減しながら、より戦略的な経営判断が可能になるのです。

選択時は使いやすさ、機能性、コストを重視する

導入を成功に導くカギは、自社に最適なソフトを選ぶこと。

操作性の良さ、必要十分な機能の有無、そしてコストパフォーマンス。

これら3つの要素のバランスを見極めることで、より効果的な活用が実現できます。無理のない範囲でスタートし、徐々に活用範囲を広げていく。そんなステップアップ方式も、成功への近道となります。

税理士のサポートを受けながら活用することで、より効果的に利用できる

クラウド会計ソフトは便利なツールですが、それだけで完結するものではありません。税理士のプロフェッショナルな知見と組み合わせることで、より適切な税務処理や経営戦略の立案が可能になります。

特に、制度変更や税制改正への対応など、専門的な判断が必要な場面では、税理士のアドバイスが不可欠です。クラウド会計ソフトと税理士、それぞれの強みを活かすことで、より効果的な経営管理が実現できるのです。

「まずは試してみたい」という企業様は、無料トライアル期間を活用するところから始めてみてはいかがでしょうか。クラウド会計ソフトが、きっとあなたのビジネスに新しい可能性を開いてくれるはずです。

マロニエ会計事務所では、お客様の事業規模や業態に合わせた最適なクラウド会計ソフトのご提案から、導入支援、運用サポートまで、ワンストップでサポートいたします。

ぜひお気軽にご相談ください。

\ 24時間受付しております!/

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