マロニエ会計事務所では、税理士、公認会計士、行政書士などの国家資格保持者が複数在籍しており、専門性の高いサービスを、お客様ごとにカスタマイズしてご提供いたします。
所長税理士・公認会計士 岸大路プロフィール

【氏名】岸 大路(きし ひろみち)
【資格】税理士、公認会計士、TOEIC990点
- 売上高数千億円規模の大手製造業での現場、経理経験
- デスクワークだけでなく製造現場に足を運び、原価管理を中心とした経理・財務業務を担当
- Big4監査法人(製造業を中心に監査)、都内税理士法人での豊富な実務経験
- 税理士・公認会計士資格取得後、製造業特化の税務サービスを開始
- 中小製造業企業を中心に税務・経営をサポート
- 原価計算・棚卸・固定資産管理の「製造業会計3本柱」に精通
はじめまして。マロニエ会計事務所の所長、岸大路と申します。
マロニエ会計事務所では、マニュアル通りのサービスではなく、お客様お一人おひとりに合わせたオーダーメイド感覚のサービスをご提供しています。
そのため、お客様とのコミュニケーション、信頼関係の構築は非常に重要です。
ですので、まずは私の方から、少し長い自己紹介をさせていただきます。
税理士をめざすようになったきっかけ
私は埼玉県の寄居町、小さな個人商店を営む家庭に生まれました。
母一人子一人の家庭で育ち、決して裕福ではありませんでしたがその環境が私を強くしたのだと今では感じています。
大学時代は昼間はアルバイト、夜は理系の夜間学部で学ぶという忙しい日々を送っていました。
そんな中、偶然受講した会計学の授業が私の人生の転機となったのです。
実家が個人商店を営んでいたこともあり、数字を扱うことが好きだった私は経営者を数字でサポートする税理士という職業に、自然と興味を持つようになりました。
そしてその会計学の先生が、私と同じように夜間学部から公認会計士の資格を取得された方だったことも大きな励みになりました。
夜間学部から資格を取得して立派に大学の講師にまでなられている先生の姿を見て「自分もこの先生のようになりたい」と思うようになったのです。
税理士試験から公認会計士試験へ目標変更
大学在学中に税理士試験を受験したものの全科目は合格できず、群馬県の企業の経理部に入社しました。
しかし入社後も会計の専門家の夢は諦めきれなかったので、経理部で働きながら公認会計士試験の勉強を始めることに。
通勤退勤の車の中で教科書を暗唱したり、お昼休みにテキストを見たりと平日も使える時間をフル活用し、休日は起きている間のほとんどの時間(14時間くらい)を勉強に費やしていたので、今振り返ってもよく勉強したなと思います。
そして勉強を始めて1年半後、ついに公認会計士試験に合格!
Big4と言われる国内でも大手の東京の監査法人に転職し、上場会社や外資系企業の会計監査業務を経験しました。
その後、税務業務にも興味を持ち、都内の税理士法人に転職。
大手監査法人、都内の税理士法人でのさまざまな経験は、これからのお客様へのサポートの中で活かしていけると確信しています。
なぜ、義父の会計事務所を継ごうと思ったか
税理士法人に転職した頃に妻と結婚しましたが、同じ時期に母を病気で亡くしました。
そんな時、落ち込む私を支えてくれたのは妻と、妻の家族でした。
唯一の肉親を亡くした私を温かく家族同様に扱ってくださった妻の家族には感謝してもしきれません。
義父の会計事務所で働くことを決意したのは、妻の家族への感謝の気持ちと、実家の個人商店のような地方の中小企業をサポートしたいという思いからです。
義父が一代で築いてきた会計事務所をさらに盛り上げ、多くの方々の経営や財務をサポートを通して事業の拡大、地域の活性化へ貢献していきたいと思います。
製造業に対する思い
少し長くなりますが、なぜ私が製造業専門の公認会計士・税理士として業務を行っているか、記載いたします。
私は新卒で、売上数千億円の半導体製造を行っている上場企業に入社しました。
入社後の半年間は工場で、夜勤も含めた3交代の製造現場実習を行いました。
現場実習では工場の現場職員さんたちとともに、何十kgもある溶剤の袋を何個も運んだり、高熱の焼成工程で大量の汗を流しながら作業を行っていました。工場現場は体力的に非常に大変な場所でしたが、毎日真面目に、歩留まりを少しでも良くしようと品質改善に絶え間なく取り組む、日本の製造現場の偉大さを実感しました。
現場実習後は、工場の経理部に配属されました。経理部に配属されてからも、デスクでの数値管理だけではなく、足しげく現場に通うようにしていました。
当時の経理部の上司が「必ず現場を見ろ」という方針であり、今の私の製造業への向き合い方にも活きている部分があります。
現場が何か新しい設備を導入したら必ず現場で実物を確認。新ラインが増設された場合には製造や設計部とともに現場に向かい、原価計算の進め方を議論。在庫や固定資産の実地棚卸には深夜まで立会い。在庫や固定資産の廃棄の際には廃棄現場に立ち会い。
と、在庫や固定資産のゆりかごから墓場まで、あらゆる現場に立ち会ってきました。
その後は、会社勤務中に勉強していた公認会計士試験に合格し、都内のBig4監査法人に就職しました。
監査法人の配属先希望では、迷わず製造業を志望しました。
当時の配属担当は「みんな金融業や商社などの華々しい業界を志望するのに、なぜ製造業という地味な業界を希望するのか」と訝しげに言っていたのを覚えています。
しかし、私は新卒で入社した製造業で経験した製造現場での経験が非常に印象に残っており、「公認会計士・税理士という専門職の立場で日本の製造業の発展に貢献したい」という思いがあり、製造業を志望しました。
また、新卒の会社で製造業の現場にどっぷりと浸かっていたので、自分を育ててもらった製造業という業界に非常に愛着が湧いていたのもあるかもしれません。笑
製造業は監査法人の就職者の中では志望者はほとんどおらず、結果としてグローバル展開している大手製造業の監査を希望通り担当することになりました。
監査法人に入社後は大手企業を中心に様々な製造業の在庫、固定資産の管理方法、経営判断、内部統制、損益管理の方法を目にしてきました。
海外売上の方がメインの会社が多かったため、海外子会社の管理や英語でのドキュメンテーションなども多く学ぶことができました。監査法人でも、やはり日本企業の製造業の現場は非常に誠実かつ真面目で、技術力も高いことを現場で実感しました。
その後は都内税理士法人での実務経験を得て、栃木県宇都宮市で税理士事務所を開業するに至ります。
しかし、税理士事務所で多くの中小企業の製造業の会社に触れて痛感したのは、「現場の実態と会計数値のギャップ」でした。
特に中小製造業では、大企業では当たり前の精密な原価計算や損益管理の体制が整っていないケースが多く、そこに大きな改善余地があることを実感しました。
本来は外部専門家である税理士や公認会計士が原価管理や損益管理の改善案を提案できれば良いのですが、多くの税理士は製造業での社員や経理としての会社側の経験はないですし、決算書を作るために工場の現場に行くこともないです。つまり、製造の現場を知らずに決算作業を行っているため、改善案を提案しようにもできないのですよね。
もちろん顧問料や予算の兼ね合いもあるので、そのような決算作業や関わり方が悪いということではないです。しかし、現場の在庫や固定資産の実態と乖離しているような原価計算や損益の管理が行われている実態を見ると、現場主義で製造業を見てきた私からすると大きな違和感を感じてしまいます。
「決算の時に適当な金額で在庫を計上している。」、「自社の在庫の計算方法を理解していない。」、「月次で棚卸の管理をしていない。」といった会社は多いのではないでしょうか。
なぜ現場の職人さんたちが毎日真面目に頑張って作っている製品や商品が、こんなずさんなかたちで管理されてしまっているのか、と思うことも多々あります。しかし、視点を変えれば、原価計算や損益の管理を適正に行えば、日本の中小企業の製造業の業績はまだまだ大きな伸びしろがあると考えています。これが会計専門職として私が日本の製造業に貢献できる役割なのではないかと考えています。
現場の実情を知り、大企業の管理手法も理解している公認会計士・税理士だからこそ、製造業経営者の皆様の本当のお悩みに寄り添い、実践的な解決策をご提案できるのではないかと思い、製造業専門での業務を実施しております。
もし、私の経歴や考えに少しでも共感いただけましたら、次はぜひ、貴社の状況や課題についてお聞かせください。机上の空論ではない、現場に根差した具体的な解決策をご提案します。
得意とする分野・業務
Big4、都内の税理士事務所と経験してきた業務の質と種類には自信があり、お客様へのサポートに活かしてまいります。
相続、事業承継
私自身が実親の相続を経験していることや、義父の会計事務所の事業承継に取り組んでいることもあり相続・事業承継については実体験をもってお話できることが多いのが強みです。
どうぞお気軽にご相談ください。
ITやクラウド会計
税理士・公認会計士の中でも若手であり(公認会計士として栃木県で最年少)、また大学時代は卒業研究でプログラミングをしていたこともあり、ITやクラウド会計には自信があります。
ITツールの理解のスムーズさや、その理解の深さからくる導入時のわかりやすい解説には初めての方からも定評があり、導入はもちろん、導入後も財務サポートと合わせて万全のサポート体制を整えております。
地域、所属団体での活動
栃木県の監査や宇都宮市の各専門委員の拝命を通して、地元の宇都宮や栃木のみなさまに少しでも貢献していきたいと考えています。
現在の所属協会・委員・役職
- 関東信越税理士会 宇都宮支部
- 日本公認会計士協会東京会 栃木県会 幹事
- 宇都宮市 指定管理者選考等専門委員
- 宇都宮市 社会福祉施設等事業者選考専門委員
- 栃木県内 金融機関 会計監査 補助者
過去の役職
講演・セミナー
営業本部長のご紹介
ペットのマイクロブタ(おしるこ)

弊所の営業本部長。
室内飼いのため、運動不足で太り気味なのが最近の悩み。
しっぽをフリフリさせながら、お客様をおもてなしします。
副所長税理士 岸 ゆう子プロフィール

【氏名】岸 ゆう子(きし ゆうこ)
【役職】副所長
【資格】税理士
【出身大学】 東京理科大理工学部
【性格】 前向き
【モットー】 お客さま第一
【趣味】 漫画、散歩
会長税理士 岸 広プロフィール

【氏名】岸 広(きし ひろし)
【資格】税理士
【出身大学】 中央大学商学部卒
【性格】 明るくタフなこと
【モットー】 会社を絶対に潰さないこと
【趣味】 絵画と能(謡曲、仕舞)
Art Gallery

1999年10月に那須にある青木邸を訪れた際に描きました。 絵は今から23年前に描かれてますので、現在とはだいぶ周辺が変化しております。

イタリアシリーズの『ナヴォーナ広場にて』です。

パリの郊外にて・・・。タイトルの『エトランゼ』とは、フランス語で『見知らぬ人』、『外国人』を意味します。

お客様のご要望で杉戸に花の絵を描きました。

20歳のときに描いた習作(東郷青児の模写)
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